●バイオリズム
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生体リズムのことで,生活体の諸機能が示す,種々の周期をもつリズム活動をいう。周期の長さによって,いろいろのリズムがある。バイオリズムの多くは,自然環境の周期的変動(地球の自転による昼夜交代,公転による四季の変化と日照時間の変化,月の公転による潮の干満など)への適応現象と考えられている。しかも,多くの機能において,自然環境のリズム因子を取り除いたり位相を変えても,そのリズムは存続する。人間における睡眠・覚醒の機能が示す日周リズムは,そのようないわゆる内因性バイオリズムの例である。人間は明(昼)が活動・覚醒,暗(夜)が休息・睡眠という2相の24時間周期で生活している。これらの対応を人為的に変えたり位相をずらすと,時差ぼけで経験するように,心身になんらかの変調をきたす。その理由は,睡眠−覚醒のリズムに通常同調しているほかの多くの生理機能が狂うためである。日周リズムは個体発生の過程で形成される。