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●ノートルダム聖堂 ノートルダムせいどう

ヨーロッパ フランス共和国 AD 

 パリにある初期ゴシック様式の代表的聖堂。ノートル=ダム聖母マリアを意味し,12〜13世紀に盛んになった聖母崇拝を反映している。1163年司教モーリス=ド=シューリーによって建設が始められ,13世紀中ごろほぼ完成した。会堂本体は五廊式で肋骨交差穹窿でおおわれた長さ約130mの身廊をもつ壮大な建築で,側壁は3層構成をなし身廊西側の列柱・トリフォリウム・明窓(高窓)からなる。翼廊は突出せず身廊の一部のように扱われ,先端(クロッション)にはステンドグラスで作られた有名なバラの窓がある。西正面には向かって右から「聖アンナの入口」「最後の審判の入口」「聖母の入口」と呼ばれる扉口が並び,それぞれ縁の彫刻で飾られ,ゴシック最高傑作の一つである。1804年この聖堂でナポレオンの戴冠式が行われた。フランス革命の際に部分的に破壊されたが,19世紀後半に修復された。

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