●能力目標 のうりょくもくひょう
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教科・科目・分野にかかわる目標にはさまざまな観点のものが含まれている。そのなかで,能力の育成を主眼として設定された目標を,とくに能力目標と呼んでいる。社会科学習においては,知識・理解に関する目標と並んで重要な目標であるが,中学校を例にとれば,とくに情報化社会に対処する資料活用能力が重視された1969年(昭和44)版において具体化された。1977年(昭和52)版においてもその趣旨が継承され,次のように示されている。〈我が国の歴史や国民生活に関する基礎的資料を効果的に活用させる〉(小学校第6学年の「目標」の(3))。〈具体的な事象の学習を通して歴史に対する関心を高めるとともに,歴史的事象を多角的に考察し公正に判断しようとする態度と能力を育てる〉(中学校歴史的分野の「目標」の(5))。『生徒指導要録』の評価の観点にも“資料活用の能力”“社会的思考・判断”が示されている。社会科学習にとってとくに重要な能力である。