●脳波 のうは
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electroencephalogram の略称として EEG ともいわれ,大脳の神経細胞の集団がおこす活動電位を頭部表層から導出した,周波数0.5〜80ヘルツ,振幅100ミューボルト以下の波状電位変動を時間軸に添って記録したものである。1929年ドイツの H.ベルガーにより人間の頭皮上より初めて導出に成功して以来,エレクトロニクス技術発達により精巧な脳波増幅器が開発され,詳しい脳波パターンが明らかになった。脳波は人間の意識状態によって敏感に変化し,図に示すように,閉眼安静時には30〜60ミューボルトの8〜13サイクルのα波が,開眼するとα波が消え,14〜25サイクルで50NV 以下の速いβ波が現れる。β波は精神活動を反映し,閉眼時に暗算させても生じる。覚醒時の2種の波型のほか,睡眠とともにゆっくりした徐波に変化してくる。また,脳に異常が生じると,突発性の振幅の大きい波が頻発したり,サイクルの減少,頭部の左右の活動が非対称になるなどの現象がみられる。
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