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●熱帯雨林気候 ねったいうりんきこう

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 ケッペンの気候記号では Af。赤道付近に分布する一年中高温(25℃内外)で多雨(年降水量2,000mm以上)の熱帯気候。気温の年較差はわずかで,日較差のほうが大きく,乾季がない。アマゾン川流域・コンゴ川流域・マライ半島・インドネシアの島々などが代表的地域。赤道低圧帯(無風帯)にあたる地域では,日中に気流の上昇が激しく,毎日のように午後から夕方にかけてスコールが降る。この地域には,常緑広葉樹の密生した熱帯雨林が形成され,アマゾン川流域ではセルバと呼ばれている。この高温多湿な気候は,人間の活動にとっては好ましい条件ではなく,寄生虫も多く,マラリアなど熱帯風土病の流行する不健康地であった。土壌も腐植質の乏しいラテライト性土壌であることが多い。東南アジアの水田地域を除いては,原始的な焼畑耕作に依存し,一部ではプランテーションも開かれているが,概して開発が進まず,人口密度も低い。