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●人形まわし にんぎょうまわし

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 傀儡まわし傀儡子(「くぐつし」または「かいらいし」)とも呼ばれ,人形遣いのことをさす。また,人形芝居そのものをさすこともある。日本における人形の歴史は古く,奈良時代(8世紀)に大陸文化の移入とともに中国から渡来したものと思われる。人形は傀儡と呼ばれ,傀儡まわしは,平安時代に書かれた『傀儡子記』によれば,東海地方(美濃・三河・遠江など)や中国地方(播磨・但馬など)に多くみられ,男は人形遣いのほか曲芸師として,女は遊女として各地を放浪していたということである。これらが漂泊の芸人として社寺や宿駅の付近で生活の資を得ていたが,やがて,摂津(兵庫県)西宮の夷神社の百太夫社を本拠とするエビスカキ※注1※として集約されていった。慶長(1596〜1615)の末年ごろ,この西宮のエビスカキ※注1※と浄瑠璃語りと三味線が結合して,日本独特の人形芝居である「人形(操)浄瑠璃」が成立することになる。

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