50音順    検 索

●ニューマン

ヨーロッパ 英国 AD1801 ハノーヴァー・ウィンザー朝

 1801〜90 イギリスの宗教家。オックスフォード大学に学び,1824年にイギリス国教会の聖職者となった。ハレル=フルードやジョン=キーブルらの高教会思想の影響を受け,それまで抱いていた自由主義的思想を捨て,初期キリスト教の研究に携わった。宗教に対する世俗の権力の介入を阻止し,イギリス国教会を初期教会の精神にもとづいて改革しようとするオックスフォード運動が1833年に始まると,その中心的人物になった。この運動で彼は,教会に拠るローマ=カトリック派と聖書に拠るプロテスタント派の二つを極端なものだと批判し,イギリス国教会の中道性を弁護したが,結局,ローマ=カトリック教会こそが初期教会の精神を継承するものだと考えるにいたり,1845年にローマ=カトリックに改宗した。1846年にカトリック司祭となり,1879年にレオ13世により枢機卿に任命された。主著は,改宗の経緯を記した『その生涯のための弁明』(1864)である。

01