●ニュートン
ヨーロッパ 英国 AD1642 前期スチュアート朝
1642〜1727 イギリスの科学者。ニュートン力学と呼ばれる物理学体系を確立した。ケンブリッジ大学を卒業した直後,ペストの流行のためケンブリッジを離れ,故郷のリンカーンシャーで過ごした2年間に,重力理論・光学法則・微積分法を発見。とくに慣性・質量・反作用に関するニュートンの力学法則は,天体の運行に数学的証明を与えるとともに力学的説明を加え,ガリレイ以来の機械論的自然観を完成させるものであった。1667年,ケンブリッジ大学の数学教授となり,おもに光と色に関する研究を行った。ニュートンは高い数学能力にめぐまれただけでなく,実験・観測にも卓越した技量を示し,1668年反射望遠鏡を発明した。ニュートンの天文学・力学は1688年の『自然哲学の数学的原理』に,光学は1704年の『光学』において体系化され,その地位は20世紀の量子力学の出現までゆるがなかった。1703年,ロンドン王立協会総裁,1699年以降は造幣局の長官をつとめた。
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