●ニューイングランド
北アメリカ アメリカ合衆国 AD
アメリカ合衆国北東部の地方で,メーン・ニューハンプシャー・ヴァーモント・マサチュセッツ・ロードアイランド・コネティカットの6州の総称。ニューイングランドの名称は,1614年この地方を探検したジョン=スミスによってつけられた。この地方へ最初に移住したのは1620年メイフラワー号で渡来したピルグリム=ファザーズで,その後も多くのピューリタンが宗教的・政治的自由を求めて移住した。植民者は中産階級が多く,教育熱心で,ハーヴァード・イエールなどの有名大学を早くから設立した。社会的・経済的・政治的単位はタウンで,そこでは直接民主政治の一形態であるタウン=ミーティングが発達した。厳格な清教主義にもとづく独得のニューイングランド気質(ヤンキー気質)はアメリカ人の精神的支柱となった。1643年にはインディアンに対抗してニューイングランド同盟を形成し,1814年のハートフォード会議では連邦脱退を唱えた。