●ニミッツ
北アメリカ アメリカ合衆国 AD1885
1885〜1966 テキサス州生まれのアメリカ海軍軍人。1905年海軍兵学校卒業,第一次世界大戦では大西洋艦隊潜水艦隊の参謀長(1918)を務め,潜水艦戦の重要性を認識した。海上・陸上における各種の勤務をへて1938年少将に昇進,第1戦艦戦隊司令官(1938〜39)・海軍省航海局長(1939〜41)を歴任した。1941年12月,日本海軍の真珠湾攻撃により壊滅的打撃をこうむった,太平洋艦隊の司令長官に就任,マッカーサー元帥のもとで南西太平洋軍管区に属した。その任務は,米本土と南西太平洋のあいだの島を保持し,海陸の通信連絡手段を防衛し,太平洋における水陸協同の反攻を準備するにあった。ミッドウェー海戦・珊瑚海海戦(1942)で日本軍を破り,1945年にかけて多くの海戦に勝利をおさめ,島づたいに進攻する“蛙とび作戦”で日本本土に迫った。1944年元帥に昇進,1945年9月東京湾内の旗艦ミズーリで,合衆国代表として日本軍の降服文書に調印した。戦後,海軍作戦部長(1945〜47)となり,その後海軍長官の特別補佐官を務めた。