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●日本民族学協会 にほんみんぞくがくきょうかい

アジア 日本 AD 

 1942年に設立された財団法人。設立趣意書によれば,[1]民族学に関する研究調査の実施,[2]民族研究所もしくは団体に対する研究調査費の交付,[3]有為なる研究者の養成,[4]図書,機関誌等の刊行,[5]その他目的達成に必要なる事業が計画としてあげられている。1934年に創立された“日本民族学会”が,文部省直轄の“民族研究所”の設置に際し,その外部団体として改組されたものであり,機関誌「民族学研究」の発行も承けつがれた。1945年の敗戦を機に,渋沢敬三が会長となり,同氏より建物や図書の寄贈を受けることになる。以後協会は学会誌の復刊,文部省助成によるアイヌをはじめとする各種調査と活発に活動するが,1964年に学会機関誌としての“日本民族学会”と“財団法人民族学振興会”の二つへと改組され,その使命を終えることとなった。