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●二条城 にじょうじょう

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 二条城には,1569年(永禄12)に織田信長が造営した城と,1603年(慶長3)に徳川家康が造営した城とがある。信長の二条城についてはほとんど明らかにされていない。

【家康の二条城】京都の二条堀川にあり,家康が幕府を開いたとき上洛した折の宿館として造営された。当初現在の二の丸に当たる部分だけであったが,1626年(寛永3)に3代将軍家光が後水尾天皇の行幸を迎えるに当たって西に拡張し,本丸を造営して現在の規模になった。行幸御殿などは行幸後各所に移され,本丸の天守と御殿は火災に遭い,現存するのは二の九御殿の主要部分と周囲の櫓・門などである。明治になって本丸に桂宮の御殿が移築されている。現在二の丸には遠侍・式台・大広間・黒書院・白書院・台所・清所などと庭園がある。主要な建物は,1603年に建てられたものを行幸を迎えるに当たって新築に近いまでに模様替えしている。その際,小堀遠州狩野探幽らが仕事に携わっている。