●握槌 にぎりづち
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ハンドアックスとは,フランス語のクード=ギアンの英訳名。塊石の周辺を打ち欠いて石器としたもの。日本では握斧と訳す人もいる。アフリカ・ヨーロッパ・小アジアの前中期石器の代表的石器という。無土器時代の最初の段階に現れる万能石器。形態的には先端が光っているので光頭器石器ともいわれ,西洋梨形と扁平楕円形の卵形とのものに大別することができる。群馬県の権現山・不二山遺跡出土のものは西洋梨形に近い形をしている。その他北海道・長野県・香川県で発見されている。材質は頁岩・安山岩・黒曜石がつかわれている。使用法は直接手に握るのではなく,斧のような柄をつけて使用したと考えられている。