●南蛮人 なんばんじん
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室町時代以降日本に来航したヨーロッパ人の総称。元来中国では,周囲の諸民族を東夷・西戎・南蛮・北狄と呼んでいたが,日本もこの影響を受け,南方の外国人を南蛮人としてさげすんだ。後奈良天皇の1543年(天文12),ポルトガル人が種子島に来航し,ついで1549年,スペイン人宣教師フランシスコ=ザビエルがキリスト教布教を始め,以後,西洋人の来航があいついだ。来航したヨーロッパ各国人を区別するため,オランダ人,イギリス人を「紅毛人」と称し,ポルトガルなどカトリックを信ずる南ヨーロッパ諸国民を「南蛮人」と呼んだが,両者の区別は厳密ではなく,すべてを南蛮人と総称することもあった。