●南京条約 ナンキンじょうやく
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アヘン戦争の結果,1842年(道光22)にイギリス・清国間で締結された条約。8月29日,イギリスの全権ポッティンジャーと清国全権耆英・伊里布とが,イギリス艦コーンウォリス号上で調印。イギリス軍が上海,鎮江を攻略し,南京に迫る勢いを示したので,清朝がやむなく和を請うたもの。基本条約は次のごとし。第2条約 五港(広州・廈門・福州・寧波・上海)の開港と開港場における領事官の任命。領事官による貿易の監督。第3条 香港島の割譲。第5条 従来広東貿易を独占していた特許貿易商である公行の廃止。第6条 賠償金の支払い。第10条 輸出入税の協定および,イギリス商品の内地運搬の自由化。第11条 外交文書の形式などにおける対等の国際関係の規定。南京条約には,やや概括的な規定が含まれていたが,翌年の虎門追加条約,望廈条約,黄埔条約はより整備され,最恵国条款の適用は他の3条約との一体化を示す。欧米列強の対中国進出の基盤を形成。これを契機に清朝の中華独尊体制は崩壊,欧米諸国家の東アジア進出を促進することとなった。
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