●那覇 なは
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那覇市。沖縄県の県庁所在地。沖縄本島南部の西岸にあり東シナ海を臨む。面積37.81平方km,人口29万9,000人。世帯数8万9,900。那覇は古くは那波とも記され,ナファ,ナワ,ナバとも呼ばれた。その語源には諸説があるが,伊波普猷は那覇(ナーバ)は魚場(ナバ)でありこれがオキナワへ発展したとする。那覇は古くは浮島と呼ばれる小島であったが,15世紀半ばに長虹堤が築造されて首里地域と結ばれた。その後は日本本土,朝鮮,中国,安南,暹羅などとの交易港として発展した。17世紀後半に那覇四町(西,東,若狭,泉崎)ができた。廃藩置県後首里に代わって行政の中心となり,上海,台湾,福州航路も開設されて栄えた。沖縄県区制(1896)の実施により久米村,泊村を編入して那覇区となった。のちに牧志,垣花,壺屋町を編入して戦前の市域が形成されたが,第二次世界大戦で灰燼に帰した。戦後の復活は壺屋を中心になされ,1947年に沖縄民政府が北部の知念村から移された。隣接する首里市,小禄村(1954),真和志市(1957)を合併して現在の市域が形成された。