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●夏島貝塚 なつしまかいづか

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 神奈川県横須賀市夏島町にある縄文早期初頭の貝塚。三浦半島東岸の金沢湾に面した小丘陵の南端にあり,かつては東京湾内の小島であった。1950〜55年明大考古学研究室が発掘。撚糸文系の井草式・大丸式と夏島式の新旧関係が確実に把握されその上層に田戸下層・土層・子母口・芳山式の包含層もあった。夏島式土器を含む貝層は,縄文時代最古の貝塚の一つに数えられる。第1貝層からは縄文時代最古の犬骨も発見されている。各形式を包含する貝層中より,礫器・局部磨製石斧,石皿が多く発見された。釣針・針などの骨角器も発見され漁労活動の一端をうかがうことができる。また貝塚のカキ殻についての C14 による年代測定の結果.9,240±500BPという測定値が得られ多くの論議をよんでいる。山内清男の反証もあり学界を活気づかせた。