●長篠合戦図屏風 ながしののかっせんずびょうぶ
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東京の徳川黎明会所蔵の屏風絵,これは三河長篠城を囲んだ武田軍を攻撃する鉄砲組を示すものである。1575年(天正3)のこの戦いは,前田利家ら小身衆が鉄砲組を駆使してたたかって勝った信長の機動隊の勝利を示すものである。彼らは尾張出身者を組織した有能な直属家臣団である。もちろんこの長篠合戦には信長の機動隊のみでなく,家康も参加していることも,この屏風が徳川家につたえられた大きな理由である。それほど大きな記念すべき戦いであったがゆえに,この図柄が屏風絵としてかかれたものと考える。