●ナイティンゲール
ヨーロッパ 英国 AD1820 ハノーヴァー・ウィンザー朝
1820〜1910 イギリスの女性で看護学の創始者。銀行家として資産を築いた父をもち,少女時代から近隣の病人に同情をいだき,1844年以後,ロンドンの病院を歴訪して貧弱な看護状況を目にした。1849年,エジプト旅行中,アレキサンドリアでカトリックの女子修道会の経営する病院で,尼僧による献身的で規律ある看護が行われているのを知り,その地で看護学校を視察,翌年ドイツのプロテスタント助祭学校で看護学を学んだ。1853年,ロンドンの女性のための病院の看護婦長となったが,翌年,クリミア戦争の前線での傷病兵の惨状を聞き,看護婦を率いて現地に行き,野戦病院長として献身的な看護にあたった。帰国にさいしては国民的英雄として迎えられ,寄せられた5万ポンドを基金として,1855年,ロンドンの聖トマス病院に看護学校を設立,看護学の普及をはかるとともに,女性の職業としての看護婦の地位向上につとめた。
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