●トンガ王朝 トンガおうちょう
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現在のツポウ4世にいたる王朝は,1845年王位についたジョージ=ツポウ1世に始まる。継位したジョージ2世が王妃として迎えたのが,ツイ=トンガ家(10世紀にさかのぼるトンガの支配階級)の流れで,長女が即位してサ=ロテ女王(1900〜65)となった。現国王のツポウ4世は,女王の長男である。トンガ支配者としてのツイ=トンガ家は,1450年ごろ在位したと考えられる第23代タカラウア王が謀殺されたことに端を発して変革をとげた。長男カウウルフォヌアは,父王の敵を討つため,暗殺者を長年にわたって追いつづけ,復讐をとげたあと,弟とともに「宗教的行事を司る王」と「政治的機能を行う王」の二つを併立させることに考え及んだ。兄のカウウルフォヌアは自ら第24代ツイ=トンガとして神聖なる栄誉を保ち,弟のモウンガモツアは統治の責任を負うツイ=ハアタカラウア家の初代当主となった。