●トルーマン
北アメリカ アメリカ合衆国 AD1884
1884〜1972 民主党出身のアメリカ第33代大統領(在任1945〜53)。1934年からミズーリ州選出の上院議員をつとめ,1944年に副大統領候補に指名されて当選。1945年1月就任したが,同年4月ルーズヴェルト大統領の急死により昇格。第二次世界大戦の早期終結にあたり,広島・長崎への原爆投下を認めた。戦後は共産主義勢力の拡大に対抗して,1947年3月トルーマン=ドクトリンを宣言,6月にはマーシャル=プランを公表するなど,対ソ封じ込め政策を強行した。内政面ではニュー=ディールの継承を掲げ,1948年の大統領選には大方の予想をくつがえして当選,1949年から“フェア=ディール”と称する諸政策を実施した。それは社会保障・住宅建設・物価統制・公民権などを内容とするものであったが,議会多数を占める共和党や民主党保守派の反対にあい,あまり成果はあがらなかった。1952年の大統領選には,解決の目途のたたない朝鮮戦争と,国内に吹き荒れたマッカーシズムのなかで不出馬を表明。結局,国民的英雄ともいうべきアイゼンハウアーが共和党から出て,当選した。