●ドミニコ修道会 ドミニコしゅうどうかい
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聖ドミニコにより設立された托鉢修道会。公式名称は「説教者修道会」。南仏のカタリ派異端対策を任務として誕生する。教皇ホノリウス3世により,1216年と1217年の教書で『聖アウグスティヌス修道会則』にもとづく新修道会と認可される。1220,21年の2度の総会で,会の基本的性格が定められ,1228年の『会憲』で明文化。絶対的清貧と托鉢生活を基本原理とし,巡歴説教活動,そのための肉体労働の放棄・学問研究の重視といった新機軸がとられた。13世紀には優れた指導者のもとで会はヨーロッパ各地に広がり,14世紀半ばまでに630を越える修道院,2万5,000人の会員を擁した。このあいだ修道女よりなる第2修道会,男女の両信徒の構成する第3修道会がつくられる。また各管区ごとに研究所が,パリ・オックスフォード・ケルンなどに高等研究所が設けられ,アルベルトゥス=マグヌスやトマス=アクィナスなどの学者を輩出し,会の名声を高めた。