50音順    検 索

●飛地 とびち

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 飛知といい飛入ともいう。城付の領地に対し遠隔地に分散している領地のことである。譜代大名領に多くみられた。本村と地続きでない他村内に入り組んだ耕地をさす。新田開発の際,本村から離れた開発地を飛地といい,検地のさい高請地になり,他村の開発地に囲まれていた場合,他村がらは飛入地といわれた。また村境の川が洪水のため,隣村と高請地が出入がおきた場合に,高請地は洪水前の村が保有することになるが,このような場合にも,この入組地を飛地・飛入地という。武士の場合の知行地は1カ所にまとまっているのが原則である。とくに外様大名の場合は飛地は少ない。その一方,譜代大名はいろいろ役職遂行の都合上江戸周辺に飛地をもらっている。それにくらべると,庶民の場合は,河川の変遷によってそうなった場合が少なくない。新田開発によって地形が変わったときも同じである。