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●舎人親王 とねりしんのう

アジア 日本 AD676 

 676〜735(天武5〜天平7)奈良時代の皇族で日本書紀の撰者。天武天皇の皇子(『続日本紀』の薨伝には第3皇子,『釈日本紀』帝皇系図は第5皇子)。母は天智天皇の第5女新田部(にいたべ)皇女。705年(慶雲1),714年(和銅7)に200戸加封,位階は親王二品,718年(養老2)一品。719年(養老3),元正天皇の詔によって新田部(にいたべ)親王とともに皇太子(後の聖武天皇)を翼賛(補佐すること)して功あり,かつ「宗室ノ年長」として重きをなして内舎人二人,大舎人4人,衛士30人を賜わり800戸を加封(通前2,000戸)された。720年(養老4),総裁として編修にあたっていた『日本書紀』(紀30巻・系図1巻)を太安麻呂・紀清人らと完成,右大臣藤原不比等が薨じて知太政官事に就任,いよいよ勢望を高めた。親王には万葉集に数種の歌(巻2・9・20)がある。死去に際して贈太政大巨,親王の第7皇子大炊(おおい)王は即位(淳仁天皇,廃帝)後「崇道盡敬皇帝」と追称した。

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