●トーテム=ポール
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北アメリカの北西海岸インディアンにみられる氏族の紋章などを彫刻した巨大な記念柱。これには以下のような種類と目的がある。[1]室内の四本の柱。[2]墓標。上端には死者の骨と灰の入った箱がつけられる。[3]死者の記念柱。母方の甥あるいは弟により死去した家のリーダーを記念して建てられる。死者の名誉と同時に,新たな家のリーダーの継承を確認するという目的を有す。[4]紋章。家の前面中央に建てられ開口する柱の下端部分は家の入口となる。彩色を伴う彫刻はその氏族の伝説に関連するものである。[5]ポトラッチの記念柱。毛皮交易などにより富の蓄積とその分配を行った家の名声を高め,ポトラッチを記念するものである。[6]嘲笑のための柱。ある家に対し,負債の認識と賠償とをせまるものである。ある白人の交易商人を侮辱するために建てられた柱は,彼の名誉のために行われたポトラッチに対して彼が償還しなかったことによるといわれる。〔参考文献〕Oswalt, W.H.“This Land Was Theirs”1966, John Wiley & Sons, Inc.
Jenness, D.“Indians of Canada”1932, National Museum of Canada。
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