●突厥 とっけつ
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Turk 6〜8世紀にモンゴル高原・中央アジア方面を支配したトルコ系遊牧民族国家。初めアルタイ山脈南麓で柔然の支配を受けたが,トルコ系の鉄勒諸部族を服属させて,族長土門(伊利可汗)のときに柔然を破って独立,その後モンゴル高原に本拠を移し領土を拡大した。西方ではササン朝と結びエフタルを滅ぼし,南方の北斉・北周も侵入を恐れて交易したが,隋の離間策によって東西分裂した(583)。東突厥は唐に滅ぼされ(630),半世紀の羈縻支配の後に独立,西突厥は7世紀中ごろに衰退する。復興した第二帝国期にも四隣諸国に対し,侵入・遠征を繰り返したことは,北アジア史上最初の文字である突厥文字で記された碑文,とくに3代目のヒ※注1※伽可汗・弟闕特勤・名臣暾欲谷の碑文などからも知られるが,ヒ※注1※伽可汗が毒殺される(734)と統治体制も乱れ,抜悉密や葛邏禄との連合を利用した同じトルコ系の回コツ※注2※によって滅ぼされる(745)。第一帝国期以来,イラン系のソグド人から経済的文化的影響を受けたことも重要である。
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