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●特許会社 とっきょがいしゃ

ヨーロッパ 英国 AD 

 絶対主義時代において植民地との貿易活動などに関して,独占的権限を国家からとくに認められた排他的商業会社。たとえば,イギリスやオランダの東インド会社などをさし,独占資本の初期の形態である。イギリスにおいては16世紀後半(エリザベス1世時代),共同資本制や政府の統制に順ずる大会社に対して,王室により独占特許状が送られ,特定の貿易・生産・販売活動を独占的・排他的に行うことが数多くみられた。その対象商品には,ガラス・銅・鉄・塩・火薬などがあり,こうした方策が積極的に用いられた原因には,王室の困窮財政を立て直す必要があったこととともに,防衛上の意味もあったと考えられる。