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●都市化による地形改変 としかによるちけいかいへん

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 近世以前には都市化による地形改変はごく小規模にとどまったが,産業革命を契機として都市のめざましい発展が始まるとともに都市用地の需要が急増し,その結果,都市の内外での大規模な地形改変が行われるようになった。そのおもなものとしては,丘陵地の起伏の平坦化・山地の切り崩し,内陸や沿岸域での水面の埋め立てなどがある。たとえば,多摩ニュータウン開発では,起伏の標高差が数十メートルに達する多摩丘陵が広範囲にわたって平坦化されており,神戸市では,背後の六甲山地を切り崩して宅地を造成するとともに,その土砂で海面の埋め立てを行うなど,土木技術の進歩や経済の大型化とともに,都市の内外で大規模な地形の改変がすすめられている。このような大規模な地形改変は,自然の平衡状態を保っている地形の現状を無視して行われると,崖崩れ・地盤沈下・地下水脈切断・生態系の破壊などを招く危険があるため,慎重な事前の影響評価が必要である。