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●年祝い としいわい

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 一定年齢に達した者を,当人の親族・友人・知人などが祝う行事で通過儀礼の一種。数え年61の還暦,70の古稀,77の喜寿,88の米寿,99の白寿などの長寿の祝いを賀寿・算賀というが,民間ではこれを年祝いと呼ぶことが多い。しかし年祝いの年齢はこれのみではなく,幼児の七五三も含まれるし,地方によっては13,25,37,49,といった年齢時に年祝いを行うところもある。一方,13,25,37,61の各年齢を厄年とみなし,厄祓いを行う地方もある。つまり,ある地方で年税いの年齢とされるものが,ほかの地方では厄年と考えられている場合が少なくないのだが,それは両者の密接な関連性を示すものといえる。おそらく,人生の重要な折り目の通過にさいし,神仏や人々の力添えが必要であること,通過にあたってすきを狙う邪霊を駆除せねばならないこと,そのいずれかに比重が置かれることで年祝いと厄祓いとに分かれるものとみられる。