●外様 とざま
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譜代と関係のない家臣をさす。外様とは鎌倉幕府以来諸将の資格に用いた語で,一族に比して疎縁の者をさす。北条の被官御内(みうち)人に対する語。室町時代には幕府では臣礼をとる大名の総称として用い,国持・準国持の次位,御供衆より上位に列している。すべてが幕府を中心に考えられている。江戸幕府もこの考え方を継承して,加賀の前田家以下関ケ原の戦い後徳川氏に服属した大名を外様大名という。親藩・譜代に対する語として用いられた。102万石の前田をはじめ,島津・伊達・蒲生・最上・細川・黒田・浅野・鍋島・加藤・福島・毛利・両池田などの大名が多かった。これは三河以来の徳川氏の臣でないため,幕府はいつもこれらを警戒・冷遇しときには懐柔をはかったが直接には幕府の政治に関与させず,周囲は親藩・譜代大名らで包囲して,つねに監視させた。何かがあるととりつぶしの対象とし,改易転封の対象とされていった。それだけに外様大名には倒幕・討幕運動の中心勢力となるものも多かった。