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●独立美術協会 どくりつびじゅつきょうかい

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 大正末パリにあって,フォービスムあるいはキニービスムなどの近代的造型思考の洗礼を受けつつあった里見勝蔵・佐伯祐三・前田寛治・児島善三郎・木下孝則・小島善太郎の5人は,1922年(大正11)に“1930年協会”を発足させたが,このグループ展は1930年(昭和5)に第5回で終わり,その継続とみられる独立美術協会の第1回展が1931年(昭和6)に開かれた。林武・野口弥太郎・海老原喜之助・須田国太郎・高畠達四郎・三岸好太郎らさまざまな画風の作家が参加したが,一般には日本的フォービスムの美術団体という印象を与えた。児島善三郎の作風にみるような,リズミカルで装飾的で日本の伝統様式の造型思考をよみがえらせようとする傾向が,日本的フォービスムと呼ばれた。戦後,軍国主義的抑圧状況からの解放された時期に成熟期を迎えた海老原・野口・林などの初期会員たちは,それぞれの画境を華麗に展開させて,戦後日本洋画の一時期をになった。