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●特需 とくじゅ

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 通常,戦争のような経済的問題以外の原因から増大した需要のことを特需という。1950年(昭和25)の朝鮮戦争に参戦したアメリカ軍は日本国内から物資を買いつけ,サービスを求めた。これを特需と呼んだのがその始まりで,その後は第三世界に対するドルによる買付けや,防衛分担金,あるいは軍の公私の支払いにドルで行うときにもこのことばを用いることがある。朝鮮戦争当時,関係した日本の企業は高い利益を得,いわゆる特需景気をもたらし,国際収支においても赤字を埋め,ひいては国内産業の活性化を促し,戦後の国内経済立て直しを容易にさせたのである。しかし,朝鮮戦争特需の最盛期で8億ドル以上,50年代を通して4億〜5億ドル台を維持したが,その後アメリカ側の一方的な押しつけを受け,出血受注となり,景気の冷え込みがおこった。