●投票行動 とうひょうこうどう
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投票行動の研究は,1940年代,アメリカ大統領選挙の研究から発展した。当初は,選挙キャンペーンの効果を比較する目的で,マス=コミュニケーション研究の一環として行われたが,しだいに有権者の政治行動や意思決定行動としてとらえ,投票行動の規定要因が究明されるようになった。今日では広く政治学・社会学・心理学の学際的研究の対象とされている。その結果,主要な規定要因としては,政治行動(一般的政治行動への参加)・政党支持(政党支持の有無)・政治意識(政治的関心・信念・態度)・生活意識(生活への満足感,価値観,ライフ=スタイル)などの内的規定要因,さらにマス=メディア(マス=メディアによるキャンペーン)・集団相互作用(所属集団の規範)などの外的規定要因が指摘されている。投票行動はその国特有の要因や条件に左右される面が強いので,今後の比較文化的研究の成果が期待されている。