●ドウッラーニー朝 ドゥッラーニーちょう
アジア アフガニスタン・イスラム国 AD1747
1747〜1842 アフガニスタンの王朝。サドザーイー朝とも呼ばれた。アフシャール朝のアブダリー族の部将アフマド=ハーンは,同朝のナーディル=シャー死後,アフマド=シャーと号して,アフガニスタンの王位についた。また,アブダリーの族名をドウッラーニーと改めた。アフマド=シャーは,カーブルを中心にアフガニスタン全土を平定するとともに,イラン領のホラサーン地方を併合した。また,インドに対して侵入を繰り返し,一時はデリーを占領した。しかし,18世紀末には,インドの領土はシク教徒の台頭によって失った。この王朝では,宰相はバーラクザーイー族から出たが,第3代ザマーン=シャーは,バーラクザーイー族を殺害した。これが宰相家の勢力を増大させる結果となって,1818年,バーラクザーイー家のシュテ=ハーンが殺害されるにおよんで,国際状況も変化し,ドゥッラーニー朝の勢力は衰えた。そして,シュテ=ハーンの弟ドースト=ムハマンドがバーラクザーイー朝を創始した。