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●登校拒否 とうこうきょひ

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 長期間にわたり学校生活から逃避し,学校生活への復帰を促しても容易に復帰できない状態を〈登校拒否〉あるいは〈学校ぎらい〉と呼んでいる。歴史的には1941年に神経症として,〈学校恐怖症〉に関する研究がアメリカで発表されてから,登校拒否児について関心が高まり,わが国では,1960年ごろからマスコミが取り上げるようになった。現在では,登校拒否は恐怖症の概念だけでは解明できないとして,学校教育・家庭生活・親子関係・情緒不安定など,構造的要因究明がすすめられ,学校恐怖症は狭義の登校拒否として扱われている。一般に登校拒否のおもな形成要因としては,(1)親子関係からくる母子分離不安,(2)家庭における生活様式の変化(生活リズムの変化),(3)極度の情緒不安定,(4)学校生活のつまずき(学業からの脱落,地位・役割感の喪失,交友関係の不適応),などがあげられている。登校拒否の年齢幅は広く,幼稚園児から大学生・社会人(出社拒否)に及ぶ。