50音順    検 索

●動機づけ どうきづけ

AD 

 人に目標を与え,目標追求の行動をおこさせること。動機づけには三つの要素がかかわっている。欲(要)求・動因・誘因(目標)である。欲求は,生活体が何かを必要としている状態,動因はその欲求を満たすために誘因へむかわせる力,そして誘因はその欲求を満足させる刺激対象である。たとえば,空腹という要求状態に対して食物が誘因となり,摂食動因が生じる。強い要求状態に置かれ,適切な誘因が提示され,それにむかう動因が喚起されているとき,その生活体は動機づけられているという。動機づけには三つの機能が区別される。それらは,(1)行動を開始させる機能,(2)誘因に対して行動を方向づける機能,(3)誘因獲得(完了行動)まで行動を維持させる機能である。動因の強さと目標追求行動の効率との関係はほぼ正であるが,目標追求課題が困難なものであれば,動因が高すぎるとかえって効率が低くなることが多い。これを「ヤーキィズ=ダドソンの法則」という。