●ドイツ社会民主党 ドイツしゃかいみんしゅとう
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD
1890年社会民主労働者党を改称して成立した左翼政党。その母体は1863年成立のドイツ労働者協会(ラサール)派と1869年成立の社会民主労働党(アイゼナハ)派で両派は1875年合同した。その後マルクス主義政党として急速に進展し,第2インターナショナルで指導的役割を果たすとともに第一次世界大戦直前には帝国議会で第1党となった。しかし組織拡大につれて改良主義的性格が強まり,大戦中は政府の戦争政策に協力したため,これに反対する党員は1917年分離して独立派社会民主党を創立した。1918年のドイツ革命に際しては政権を担当して共産主義革命の阻止につとめ,自らその成立に積極的役割を演じたワイマール共和国では末期にナチ党が進出するまで最大政党としての地位を保持した。ナチ独裁体制下では指導者は国外に亡命したが,第二次世界大戦後西ドイツで復活し,マルクス主義を放棄して二大政党の一つに成長した。