●ドイツ共産党 ドイツきょうさんとう
ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD
第一次世界大戦直後の1918年12月末に独立派社会民主党最左派のスパルタクス団が独立して結成した政党。ドイツ革命に際して,他の社会主義政党が穏建な改革の範囲内にとどめようとしたのに不満を抱いたルクセンブルクやリープクネヒトらは,社会主義革命の実現をめざして新党の結成に踏み切り,翌年1月初旬暴動をおこしたが右翼の義勇軍によって鎮圧され,上記両指導者を失って弱体化した。以後しだいにコミンテルンへの従属を深め,世界恐慌下のワイマール末期の混乱期にはある程度回復したが,ナチの危険性を過少評価して,いわゆる“社会ファシズム論”に立って社会民主党を敵視した結果ナチ勢力の台頭を許した。ヒトラー政権成立後国会放火事件を機に最初に弾圧の対象となり,第二次世界大戦終了まで指導者はソヴィエトに亡命するか地下で抵抗運動を続け,大戦後東ドイツで自らが中心となって社会主義統一党(SED)を形成した。