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●テンニエス

ヨーロッパ ドイツ連邦共和国 AD1855 ドイツ連邦

 1855〜1936 イエナ・ライプチヒ・ベルリンなどの諸大学で学び,1881年キール大学奉職以後,同大学の社会学教授をつとめたドイツの社会学者。彼を有名にしたのは1887年に刊行された『共同社会と利益社会』である。このなかで,彼は人間の社会的結合を二つの意志,すなわち本質意志選択意志の存在から説きおこし,人間の社会結合の形態に,愛情・血縁などにみられる本質意志から生ずる共同社会と利害・打算・理性などにみられる選択意志から生ずる利益社会とを指摘して,精密な社会研究を行った。また彼は世論の研究においても,固態的世論・液態的世論および気態的世論の3種類の区別を指摘して世論研究を深めた。