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●天安門 てんあんもん

アジア 中華人民共和国 AD 

 もと明清時代の皇城の正南正門。端門を隔て紫禁城の正門,午門に通じている。明の永楽年間(1403〜1424)に承天門として創建され,1651年(順治8)に重修,天安門と改称された。紅く塗られた城壁に五つのアーチ型洞門をひらき,城壁上には2層黄色琉璃瓦屋根の9間の城楼をいただく。門の南側には紫禁城の護城河(おほり)の水をひいた金水河が掘られ,白大理石の橋5座がかかる。中央の御路橋と中央の洞門は皇帝専用,王公・官僚も品級により通るべき橋と洞門が定められていた。橋の外側から南は北京内城の正門たる正陽門(前門),東西は歴史博物館と人民大会堂とに囲まれた地域が天安門広場。1949年(民国38)10月1日,天安門の上で毛沢東が中華人民共和国の成立を宣言してより天安門は記念碑的建築物となり,憲法で定められた国徽にも五つの星と天安門の図像が採用されている。