●デルウィーシュ
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イスラーム神秘主義教団(タリーカ)における修道者のこと。ダルウィーシュともいう。この語はペルシア語起源であるといわれている。デルウィーシュの語はアラビア語世界でも用いられるが,主として,ペルシア・トルコ・中央アジアなどで用いられる。教団が形成されると,教団所属の者たちは,大別して,平素は世俗の職業生活に従事し,教団の宗教行事にときおり参加する多数の在家の平信徒のメンバー(ムリード)とイスラーム神秘主義(スーフィズム)の宗教的修行に専念する少数のメンバーより成り立った。この後者の人々をデルウィーシュとかファキールの名で呼ぶことが多い。このデルウィーシュが教団員の宗教生活において指導的役割を演じたものである。なお,このような一般的な用法のほか,デルウィーシュの語を托鉢僧をさすものとして,より限定的な意味で用いることもある。