●デメトリオス
ヨーロッパ ギリシャ共和国 AD350
(ファレロンのデメトリオス)前350?〜前280? アテナイの外港ファレロンの生まれ。アリストテレスの学園に学ぶ。ペリパトス派の哲学者であり,親マケドニア派の政治家。アレクサンドロスの後継者の一人,カッサンドロスにより,アテナイの指導者に任じられ,10年間(前317〜前307)優れた政治をしいた。デメトリオス1世に追放され,アレクサンドリアに行き,プトレマイオス1世の好遇を受けた。【デメトリオス1世】前336〜前283 マケドニアのアンティゴノス1世の子。ポリオルケステス(ポリス攻囲者)と呼ばれる。父とともにアレクサンドロスの旧領土の再統一をはかる。プトレマイオス1世とも数度戦う。アテナイからファレロンのデメトリオスを追放し,カッサンドロスの勢力を駆逐した。各地に転戦し,父の敗死後もセレウコスやプトレマイオスとの確執をつづけ,カッサンドロスの死後はマケドニアの王権を奪った。最後はセレウコスの「とらわれ身」となって死んだ。