●テッケ
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トルコ系のイスラーム神秘主義教団(タリーカ)における修道場のこと。オスマン=トルコ帝国時代には帝国の各地に多くのテッケが設立され,ベクターシュ教団やメウレウィー教団などのトルコ系の教団の活動の舞台となった。このテッケには,教団構成員のうち,イスラーム神秘主義(スーフィズム)の宗教的修行に専念する者たち,すなわち,デルウィーシュたちが共同で住み,規則に定められた厳格な修道生活を送った。このテッケでは,ジクルや旋回舞踏などの教団の主要な宗教行事が行われたり,ここに葬られた聖者の墓に対する聖者崇拝が行われたりして,この施設は教団の宗教活動の拠点となった。オスマン=トルコ帝国時代の末期には,イスタンブルだけでも258のテッケがあったといわれている。しかし,1925年にはケマル=アクチュルクの世俗化政策により,このテッケの閉鎖が命じられた。