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●鉄騎隊 てっきたい

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 イギリスのピューリタン革命の初期,1643年にクロムウェルが議会軍として組織した騎兵隊。クロムウェルは内乱初期の議会軍の敗北から,軍統制力,歩兵と連携する騎兵隊の強化,戦争目的に献身する兵士の必要を知り,従来の身分を重んじる方針を変えて信仰深いピューリタンの多い東部諸州のヨーマン,手工業者を中心に軍隊編成を行い,討論・修養と軍事訓練を重ねた。将校・兵士の信望を集めたクロムウェルの優れた統率力と状況に応じた中隊群の機動的布陣とによって,この新軍は1644年7月マーストン=ムーアの戦いで王党軍を敗り,敵将ルパート公から“鉄騎”のあだ名を得た。1645年組織された国民軍“ニューモデル軍”の中核となる。王党軍兵士の多くはヨーロッパで訓練されていたが,大陸では大砲と歩兵で長期に都市の城塁を落とす攻囲戦が主で,彼らが騎兵隊による会戦に不慣れであったことも,軍人経験のなかったクロムウェルを短期間に騎兵戦のエキスパートにさせるのに幸いした。