●テスト
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なにかを調べ検査することを一般にテストと呼んでいる。アメリカ心理学の創始者の一人キャッテルが1890年に使ったメンタル=テストがおそらく最初のものであろう。テストにはさまざまな種類のものがあるが,学校で使われる学力テストや知能テストが代表的なものである。個人のもつ能力・性格・知識・態度・技能・興味などあらゆる特性がテストの対象領域になっている。テストには知能テストや標準学力テストのように統計的方法を使って標準化した信頼性・妥当性の高いものから,教師が自分でつくって実施しているテストに至るまで,種々のレベルのものがある。テストが厳密さを保つためには,測定の結果である得点のもつ信頼性と,そのテストがめざす対象を測定するのにふさわしいかどうかの妥当性が検証されていなくてはならない。現在いちばん問題なのはテストの結果を信用しすぎることから生じる弊害であろう。そのいい例が学力のレベルを示す偏差値である。