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●鄭成功 ていせいこう

アジア 中華人民共和国 AD1624 明

 1624〜1662 中国の,抗清闘争の代表的指導者。本名は森。その功績により朱姓を腸わったので国姓爺とも呼ばれる。福建の有力な密貿易商鄭芝竜を父に,日本人田川氏の娘を母として平戸で生まれた。明の滅亡後,父芝竜とともに福建福州府に隆武帝(唐王)を奉じて国姓を賜わり,成功と改名した。1646年(順治3)に福州が陥落して隆武帝が殺され,芝竜が投降してからも,広東肇慶府の永暦帝を奉じて福建のアモイ・金門両島を根拠地とし,日本・シャム・安南などと交易を行う一方,広東・福建・浙江の各地を襲撃して抗清戦を展開,1658〜1659年(順治15〜16)には北伐を敢行して一時は南京に迫ったが,結局は敗退した。ついで1661年(順治18)にはオランダ人占領下の台湾を奪取し,反攻態勢を整えている最中に急死した。以後,鄭氏は1683年(康煕22)に至るまで台湾によって清朝に抗したが,その間,清朝は5省にわたる沿海の住民を退去させて無人化し(遷界令),鄭氏の孤立化をはかっていた。