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●帝国会議 ていこくかいぎ

ヨーロッパ 英国 AD 

 イギリス帝国の本国および自治領などの代表が参集して開かれた会議。19世紀末イギリスが帝国主義政策を推進する過程で,本国と植民地を経済的・軍事的に強く結合するために開催したのが起源。1887年ヴィクトリア女王の即位50年祝典を機に初めて各植民地代表が招集され,最初は植民地会議と称された。1894・1897,1902年と不定期に開かれたのち,1907年に帝国会議と改称された。以後1911・1917(帝国戦時会議)・1921・1923・1926・1930年と続いたが,1937年の会議を最後に開催されなくなる。会議の性格は第一次世界大戦後自治領の地位が著しく向上したことから,1926年の会議では自治領を本国とほぼ対等な独立国と承認するバルフォア報告が採択され,1930年の会議では自治領議会における立法権の自主性が承認されて1931年のウェストミンスター憲章に法制化された。かくてイギリス連邦の骨格ができ,第二次世界大戦後は帝国会議に代わり,連邦首相会議が開催されることになる。