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●ディオクレティアヌス

ヨーロッパ ヨーロッパ AD245 

 245ごろ〜313 ローマ皇帝(在位284〜305)ダルマティアの出身で身分の低い一兵士から出世してヌメリアヌス帝の親衛隊長になる。284年ヌメリアヌス帝が暗殺されると軍隊に推されて帝位に就き軍人皇帝時代の混乱を鎮圧する。285年マクシミアヌスを副帝,翌年正帝に指名し帝国を東西に分割統治し,さらに293年にはガレリウスを自分の副帝にコンスタンティウス(1世)をマクシミアヌスの副帝にそれぞれ任命し,いわゆる4分割統治の体制をつくり,帝自身はトラキア・エジプト・アジア諸州など東部を統治しニコメディアを首都とした。帝は軍制の改革や中央集権化を進めて文官・武官の官職を分け12の道を置いて属州を細分化した。膨大な官僚や軍隊の維持のために財政改革を行い徴税の新制度として人頭税と土地税を単位としたいわゆるカピタティオ=ユガ制を採用した。301年には有名な最高価格令を布告し,物価・賃金などの最高価格を規制して物価騰貴に対処しようとしたが失敗した。宮廷の儀礼をオリエント風に改め臣下に跪拝礼を行わせ皇帝の権威を神聖化。帝の治世に専主制(ドミナトゥス)へ移行した。305年マケシミアヌスとともに退位しダルマティアのサロネに引退した。