●ツンフト
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中世都市において同一業種の手工業者たちがつくった組合。クラフト=ギルドともいわれ同職ギルドと訳される。11,12世紀以来都市に居住する手工業者層は経済的実力の増大とともに自分たちの利益を守るためツンフトを結成した。13,14世紀には市政を独占していた大商人層を中心とする都市貴族に対し手工業者たちは市政の民主化を求めて〈ツンフト闘争〉を行い市政に参加するようになった。またツンフト構成員の利益擁護と競争排除のため〈ツンフト強制〉により手工業者にツンフト加入を強制するとともに,ツンフトに加入していない者に営業を禁止し都市周辺の一定範囲内での営業の独占(周域禁制権)を行った。さらに原料の購入,生産用具,職人・徒弟の人数,労働時間,賃金,製品の販路・価格などを規制した。親方・職人・徒弟から成る徒弟制度が確立され,しだいに親方の数の制限・資格の閉鎖化やツンフト加入の制限などが行われ,ツンフトは排他的・独占的な集団となっていった。