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●土御門天皇 つちみかどてんのう

アジア 日本 AD1195 鎌倉時代

 1195〜1231(建久6〜寛喜3)後鳥羽天皇の第一皇子,諱は為仁。1198年(建文9)第83代の天皇(在位1198〜1210)。後鳥羽天皇,北条氏討滅の計画があり,そのための譲位であった。天皇は資性温雅,上皇と考え方があわず,1210年(承元4)弟の順徳天皇に譲位,以後閑居して和歌をたしなむ。承久の計画には後鳥羽上皇にその時機ではないと諫めたが,後鳥羽院は聞き入れず敗れる。後鳥羽院・順徳院がそれぞれ隠岐と佐渡に配流されるが,北条氏は,土御門上皇に対しては討幕計画を諫めたので都に留めることにした。しかし,上皇ひとり都に留まることを望まず旨を北条義時に伝えて,進んで土佐に配流された,のちに阿波に移って1231年(寛喜3)に没す。かく承久の議に帰らざるをもって北条氏,1242年(仁治3)四条天皇不慮の死に際し,上皇の子後嵯峨天皇の践祇の儀をとりはからった。

〔参考文献〕『増鏡